テスト直前に要注意!親がついやってしまう“逆効果な行動”5選とその改善策
保護者の方へテスト前、親の言動が子どものやる気を左右する
テストが近づくと、子ども以上にソワソワしてしまうのが保護者の本音かもしれません。
「ちゃんと勉強してるのかな?」「このままで大丈夫かな?」という不安から、つい言わなくてもいいひと言や、思わぬ行動をとってしまうこともあります。
しかし、実はその“何気ない言動”が、テスト前の子どもにとってはプレッシャーになったり、やる気を下げてしまったりすることもあるのです。
今回は、テスト直前の今こそ気をつけたい「親の逆効果な行動」と、その改善策をご紹介します。
1. 「ちゃんと勉強してるの?」と何度も確認する
NG例:
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「ちゃんと勉強してるの?」
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「そんなペースで大丈夫?」
この言葉は心配の裏返しですが、子どもには「信用されていない」と伝わってしまいます。
結果的に反発心を生んだり、焦りだけが募ったりする原因になります。
改善策:
✅「ここまで頑張ってるね」と努力を認めてから、「何か手伝えることある?」と声をかけましょう。
関わりつつも主体性を尊重する姿勢が大切です。
2. 兄弟や他の子と比べる
NG例:
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「○○くんはもうワーク終わったらしいよ」
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「お姉ちゃんはもっと集中してたよ」
比較はモチベーションになるどころか、自己肯定感を下げる最悪のきっかけになります。
改善策:
✅ 比べるべきは“他人”ではなく“昨日の自分”。
「前回より集中できてるね」など、“本人の成長”に目を向けた声かけが効果的です。
3. 「○点取らなきゃダメ」など、結果ばかりに注目する
NG例:
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「最低でも80点は取ってよ」
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「100点じゃないと意味ないよ」
点数への執着は、プレッシャーを生むだけでなく、失敗したときの自己否定につながる恐れもあります。
改善策:
✅「ここまで頑張ったことがすごいね」「結果は後からついてくるからね」と、“プロセス重視”の声かけを意識しましょう。
4. 勉強中に口出し・手出しをしすぎる
NG例:
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「そのやり方じゃダメ」
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「こう解きなさい」
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「時間配分が下手!」
親の意見がすべて正しいとは限りませんし、口を出せば出すほど“自分で考える力”が育ちません。
改善策:
✅ 子どもが自分のやり方を説明したときに、「なるほど」「自分で考えてていいね」と受け止めましょう。
質問されたときだけ助言する姿勢がベストです。
5. 親自身の不安や焦りを子どもにぶつける
NG例:
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「こんな状態で大丈夫なの!?」
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「どうせまた間に合わないんでしょ」
親の不安は、敏感な子どもに確実に伝わります。
そして、それが“自分のせい”と感じてしまうこともあります。
改善策:
✅ 親自身も深呼吸。
「大丈夫、やれるだけやってごらん」と、余裕のある態度で見守ることが、子どもにとって最大の支えになります。
おわりに:テスト前こそ、親の“安心感”が力になる
子どもにとって、テストは緊張と不安のかたまりです。
だからこそ、親が落ち着いて見守ることが、心の支えになります。
もし思わず逆効果な言動をしてしまっても、大丈夫。
今日からの声かけや態度で、子どもはきっと前向きになれます。
「見守ること」も、立派な応援の形。
あなたのその温かなまなざしが、きっと子どもの力になります。
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